第3回年次大会開催にあたって

日頃より本学会の活動にご理解を頂き、誠に感謝申し上げます。

 2018年の学会設立大会、そして2019年の第1回、2020年の第2回(オンライン)と、本学会設立の起点となった同志社大学の先生方がホストとなっていただき、実行委員の方々とともに開催をしていただきました。ここまで短い間に学会としてのソーシャル・イノベーション研究の進展、蓄積がはかられ、学会員相互の研鑽と交流を深め、知見やネットワークを広げてまいりました。関係の方々には学会の立ち上げから大会開催まで、ご尽力いただいたこと、心から感謝申し上げます。

 本学会は2021年度から新しく理事に加わっていただいた方々を迎え役員・執行体制が2期目となっています。第3回の年次大会については広島でホストを引き受けることとし、露木真也子理事(県立広島大学大学院経営管理研究科)ともに11月28日(日)の開催に向けて準備にあたることとし、今回のテーマ「持続可能な社会を拓くソーシャル・イノベーション」とあわせて理事会で了承していただきました。
 昨年からの日本国内における新型コロナウィルスの感染拡大の推移を踏まえ、今年の大会もオンライン開催を前提として準備を進めさせていただいております。いまだに対面での集合や活動は制限されていますが、実行委員会では広島で開催する意義を発信できるよう、大会開催に先立って「広島エクスカーション・研究会」を10月16-17日(土・日)に開催すべく準備をすすめています。これは人数を絞って10名程度での開催になりますが、状況が許すようでしたらぜひ広島にお越しいただき、当地のソーシャル・イノベーションの担い手、関係者や活動と出会っていただきたいと願っています。

 さて、今回の開催テーマは「持続可能な社会を拓くソーシャル・イノベーション」と設定いたしました。地球温暖化への対応は「待ったなし」の状況となり、人権や社会的公正の領域での問題も山積しています。さらにはコロナ禍も加わっており複雑なパズルを解いていかねばならない事態ですが、ここで人類社会の未来のありようを見出し、新たな社会経済のしくみを創出していく必要があります。そこで基調講演には「SDGs(国連持続可能な開発目標)」のシンボルを掲げ、講演や執筆、そして自らの暮らしでも実践してこられている川廷昌弘さん(博報堂DYホールディングス)に依頼したしました。学会員の皆様とともに拝聴し、一緒に議論できますことを楽しみにしています。
また分科会、国際交流セッションについても、今期から新しく学会理事に加わっていただいたみなさんを中心に、企画・準備を進めていただいています。

 それでは開催まで、できうる限りの準備を行ってまいりますので、なにとぞ皆様のご参加と研究発表のエントリーをお待ちしています。

日本ソーシャル・イノベーション学会 第3回大会実行委員会
西村仁志(広島修道大学人間環境学部 教授)