国際交流セッション

19:30〜21:30

「ソーシャル・イノベーションの実践と教育:日本とスコットランドから考える」

 新型コロナウイルス以後の世界において、ソーシャル・イノベーションの政策や実践、さらにそれを支える人材育成は、どのような方向に向かうのでしょうか。本セッションでは英国の中でも比較的に高齢化が進み、社会的企業等による福祉サービスの提供等の実践や人材育成、そしてそれを支援するための政策枠組が進んでいるスコットランドと、日本の知見を交換し、今後の協力の可能性についても議論するものです。

*本セッションでは英語字幕ならびに英→日、日→英通訳(逐次)がつく予定です。

【参加者の方へお願い】発言の際にはカメラをオンにしてください。

★スピーカー

「スコットランドにおけるソーシャル・イノベーションの実践と政策(仮)」

フィオナ・ヘンダーソン(グラスゴー・カレドニアン大学ユヌスセンター リサーチ・フェロー)

Dr. Fiona Henderson
Research Fellow, Yunus Centre for Social Business and Health
Glasgow Caledonian University

スコットランドのグラスゴー・カレドニアン大学は、ソーシャル・イノベーション研究、更にはラテンアメリカや東南アジアのSI研究大学ネットワークの中心的な存在である。ヘンダーソン氏は主にスコットランドの非都市部における社会的企業の活動と、それが地域コミュニティに与える影響について研究を行っている。
https://www.gcu.ac.uk/yunuscentre/staff/academicandresearchstaff/fionahenderson/

「スコットランドにおけるソーシャル・イノベーターの教育(仮)」

フランセス・マッキネス(グラスゴー・カレドニアン大学上級講師)

Ms. Frances MacInnes
Senior Lecturer,Glasgow Caledonian University

グラスゴー・カレドニアン大学の全学生と教職員が受講可能な社会イノベーション入門コースの主任を務める。同コースでは受講者が自らの社会イノベーション理解と、どのような変化をもたらしたいかについて映像を作成する「デジタル・ストーリーズ」手法を取り入れている。本報告ではその経験を中心にスコットランドにおけるソーシャル・イノベーター教育について説明する。
https://www.gcu.ac.uk/hls/staff/francesmacinnes/

「日本におけるソーシャル・イノベーション政策と実践の展望」

新川 達郎(学会代表理事・同志社大学名誉教授)

 専門は行政学、地方自治論、公共政策論。地域における研究や政策提言等の活動も行う。同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースを設置し、ソーシャル・イノベーション入門、ソーシャル・イノベーションの理論と技法、ソーシャル・イノベーション研究プロジェクトなどの科目を担当してきた。日本ソーシャル・イノベーション学会を2018年に設立し共同代表を務めている。

「日本におけるソーシャル・イノベーション教育の現状」

村上 紗央里(同志社大学研究開発推進機構助手)

 専門は公共政策学教育、シティズンシップ教育、ソーシャル・イノベーションのためのアクション・リサーチとしての環境教育等。2020年3月同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了、博士(政策科学)

★コメンテーター

中島 智人(産業能率大学経営学部教授)

 NPO・社会的企業(ソーシャルビジネス)について、日本とイギリスを中心に研究。NPO・社会的企業の制度や基盤の構築、NPO・社会的企業と国・自治体との協働にも関心。近年は、社会起業家の支援にも力を入れている。

★コーディネーター

青尾 謙(学会理事・岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授)

専門は国内外のソーシャル・イノベーションの理論と事例、地域研究、ウェルビーイング等。金融機関、国際協力NGO、国際機関、助成財団勤務を経て2018年より現職。2019年3月筑波大学博士(社会科学)