分科会4

15:10〜16:40

「ファシリテーションで教育が変わる!地域が変わる!」

参加・体験・相互作用を重視した学びや創造の場である「ワークショップ」と、そうした主体的な学びや創造を促進する「ファシリテーション」の第一人者である中野民夫さんと谷口知弘さんをゲストにお招きしします。お二人がそれぞれ大学教育や地域づくりの現場で、どのようにファシリテーションを用いて当事者の力を引き出し、「やさしい革命」を現場で創ってこられたのか、語っていただきます。

そしてお二人の豊富な実践事例をもとに、どのようにファシリテーションが教育や地域に変化をもたらし、草の根からのソーシャルイノベーションがそこから生み出されていくのか、参加者のみなさんとともに対話し、そのポイントを探っていきます。

★スピーカー

中野民夫(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授)

1957年東京生まれ。東京大学文学部宗教学科を卒業し株式会社博報堂に入社、大阪支社営業職から始める。1989年に休職留学し、カリフォルニア統合学研究所(CIIS)の組織開発・変革学科修士課程を修了。以後、会社勤めの傍ら、人と人・自然・自分自身・社会をつなぎ直すワークショップや、参加型の場作りの技法であるファシリテーションの講座を多様な分野で実践。会社の仕事では、愛知万博で持続可能性をコンセプトにした「地球市民村」(NGO Global Village)など、社会テーマ系の仕事を手がける。2012年に博報堂を早期退職、同志社大学を経て、2015年秋から東工大でリベラルアーツ教育に参加型の授業で取り組んでいる。著書に『学び合う場のつくり方』『ワークショップ』『ファシリテーション革命』(共に岩波書店),『みんなの楽しい修行』(春秋社),共著に 『ファシリテーションで大学が変わる』(ナカニシヤ出版)など多数

谷口知弘(学会理事・福知山公立大学 地域経営学部地域経営学科 教授)

1964年生まれ、煎茶発祥の里京都府宇治田原町湯屋谷出身。工業デザイナー、大学教員(京都工芸繊維大学1991.06-2002.03、立命館大学2002.04-2007.03、同志社大学2007.04-2012.03)、まちづくりコンサルタントを経て2016年より現職。四半世紀程前、瀬戸内の港町播州赤穂にて市民参加のサイン計画を企画・実践して以来、ワークショップの専門家として、嵐山さくらトイレ、鴨川公園出町地区整備事業、京都市未来まちづくり100人委員会など市民参加のまちづくりプロジェクトに参画。まちづくりに市民が関わる協働型デザインプロセスの開発に取り組む。「Tシャツからまちづくりまで」をキャッチフレーズに学生や地域の人々と共に研究・実践中。編著書に「はじめてのファシリテーション」(昭和堂)

★コーディネーター

佐野 淳也(学会理事・大阪成蹊大学経営学部経営学科公共政策コース 准教授)

1971年、徳島市生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修了、法政大学大学院公共政策研究科博士後期課程満期退学、博士(ソーシャル・イノベーション)
阪神淡路大震災での被災地支援NPO、インド現地NGOでのインターン、国際環境NGOスタッフ、東京学芸大学環境学習研究員、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授、徳島大学地域創生センター助教、同志社大学政策学部准教授など経て現職。「しあわせな人口減少社会のデザイン」と「内発的地域イノベーションのエコシステム」が最近の研究テーマ。日本ソーシャル・イノベーション学会理事。共著に「はじめてのファシリテーション」(昭和堂)他。