基調講演

13:00〜14:50

「SDGsはローカライゼーション」

川廷 昌弘(かわてい・まさひろ)

株式会社博報堂DYホールディングスCSRグループ推進担当部長

兵庫県芦屋市生まれ。1986年博報堂入社。テレビ番組「情熱大陸」の立ち上げに関わる。地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」でメディアコンテンツを統括。現在はSDGsに専従。外務省や内閣府のSDGs関連事業などを受託。環境省SDGsステークホルダーズ・ミーティング構成員。グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンSDGsタスクフォース・リーダー。神奈川県顧問(SDGs推進担当)。鎌倉市、小田原市、茅ヶ崎市、相模原市のSDGs推進アドバイザーなど委嘱多数。また、公益社団法人日本写真家協会の会員として「地域の大切な資産、守りたい情景、記憶の風景を撮る」をテーマに活動する写真家でもある。

メッセージ
「持続可能な社会を拓くソーシャル・イノベーション」に寄せて

環境・社会・経済の好循環を作り出そうとするSDGsはブーム化しアヘンだと言われています。
「成長の限界」から半世紀が経ち、大人たちは次世代を裏切り続け、いい大人になったわたしたちが今や次世代から厳しい視線を浴びています。いま大切なのは、個人がもっと主体的に発言し行動できる創造性ある社会を作ることであり、それがソーシャル・イノベーションへの期待ではないかと思います。(川廷昌弘)

★進行・コーディネーター

金田 晃一(学会理事・株式会社NTTデータ 総務部 サステナビリティ担当 シニア・スペシャリスト)

1987年慶應義塾大経済学部卒業、1993年レディング大学大学院修士課程(多国籍企業論)修了。ソニー渉外部通商政策課、在日米国大使館経済部通商政策担当、ブルームバーグテレビジョンのアナウンサーを経て、1999年よりソニー(再入社)、大和証券グループ本社、武田薬品工業、ANAホールティングス、NTTデータの5社にてCSR/ESG経営の推進に取組み、約40のNGO/NPOとの協働プログラムを立ち上げる。内閣府「新しい公共」円卓会議構成員、経団連社会貢献担当者懇談会座長、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師等を歴任し、現在は、日本ソーシャル・イノベーション学会理事、広告電通賞SDGs特別賞の審査委員長を務める。論考に「SDGs時代の10タイプ・イノベーション・フレームワーク」(東京財団政策研究所「CSR白書」2020)、「SDGsとダイナミック・ケイパビリティ」(同、2019)他。

メッセージ
前回、川廷さんとは、2019年9月、各国代表がSDGs達成に向けた進捗状況について報告するニューヨーク国連本部でお会いし、SDGsの取り組みについて意見交換させて頂きました。あれから2年で世界は激変し、気候変動とパンデミックが作り出す複雑な社会課題に直面しています。本セッションでは、この2年間でのSDGsの役割や道具としての活用方法の変化、また、社会課題の解決に向けた、政府、企業、市民社会による「ソーシャル・イノベーション」の起こし方について、川廷さんの豊富なご経験から学びます。(金田晃一)